Voice先輩の声

小魚・シラス担当

営業部

市場の動きや商品についてイメージしながら
先の先を“読む力”が大事です。

プロフィール

2014年入社。野田彦と取引があった鮮魚仲卸の実家を手伝っていたが、会社がなくなることになり、畑違いのサッカー関連の仕事に転職。野田彦でアルバイトを8年経験し、40歳になるのを機に社員に登用。

野田彦の強み

私が担当するシラスを仕入れてくださるお客様は、中部地方で70店舗以上を展開されている食品スーパーマーケットの「FEEL」様をはじめ、その他、東京や大阪まで幅広いエリアからお求めいただいています。弊社では薄利多売方針とお客様中心主義を貫いていますので、良いお客様と多数お取引きさせてもらっているのは、当社の大きな強みになっていると思います。
多くのお客様に支持いただいているのは、弊社に提案力があるからこそ。スーパーに並ぶ水産加工物、居酒屋メニュー、お弁当の惣菜…。世界でも屈指の水産物消費量を誇る日本では、毎日多くの魚が食べられています。仕入れた魚を原料で、加工会社に加工してもらって、原料をパッケージして…、あらゆる形の提案ができることも特徴です。スーパーや小売店の売り場づくりを提案することができるのも野田彦ならではの強みのひとつ。野田彦という名前は表に出なくても、私たちが企画した商品はスーパーやお店にたくさん流通しています。

営業のこだわり

価格という価値ではなく、商品力や、お客様の痒いところに手が届くきめこまかなご提案が野田彦の営業力です。特に昨今は異常気象で、魚の水揚げも安定しませんから、臨機応変に対応していかねければなりません。オリジナリティーな企画力と市場や時代のニーズには、日々敏感でなければいけないと考えています。食に関するトレンドや新しい商材などの情報をお客様に提供し、お客様と二人三脚で食と向き合っています。その積み上げでお客様から信用を得ています。

仕事のやりがい

私たちの仕事は安定供給が一番。お客様への商品を切らしてはいけないことはもちろん、だからといって過剰在庫を抱えてしまっては、ロスを出して損失を出してしまうという、とても難しい部分があります。だから、如何かでマイナスをださないか、を常に心がけています。商材も、商品の値段も日々変化しますから、相場の変動を読みながら、お客様からのニーズを先読みして必要量+αを買い付けます。
例えば、いつも仕入れている産地からの入荷が、温暖化の影響で、今年は少なそうだなと予測を立て、別の産地から多めに商品を入荷します。予測通り、従来の産地からの入荷が減っても、別の産地から仕入れた商品を沢山持っているので、お客さんから注文が多くても、迅速に納品することが可能です。当然、大量に買い付けた商材がお客様に売れないケースもあります。マイナスとなる事態を避けるためにも、常にニーズの先読み・情報収集を欠かさず行っています。自分の読みが当たって大幅な利益を生み出したときは、本当にうれしいですね。お客様のお店が繁盛店となるきっかけや、会社の成長に貢献できることは誇りに思います。

求める人材

適応力のある人です。私たちが働く水産業は、日々変化をしていますし、なにより売っているのは生き物なので、どんな不測の事態が起こるかもしれません。春夏秋冬と、定期的に同じ量で揚がれば、同じ価格で推移していくので予測が立てやすいですが、「こんな魚が急に揚がった」だとか、「なぜか、この魚が急に獲れなくなりそう」、「水揚げが少なくて高い、どうする」逆に「今回、安かったのでどう仕掛けるとか」など、将来を見抜いて、提案していきます。異常気象が続く中、過去のデータに頼ることはできないなか、お客様に常にクオリティの高い提案をすることに難しさ、そしてやりがいがあります。新しい環境や状況にすぐ適応できる「環境適応力」、どんな突発的なことが起きても対処できる「臨機応変な対応力」、一つのことに固執せず対応できる「柔軟性」、そんな「適応力」がある人の応募をお待ちしています。

メッセージ

若い方には早朝勤務で、先を読むという不確定要素を含む業態なので、最初は取っ付き難いかもしれませんが、しかし、そこには1+1=2にしかならないのではなく、2以上の結果を出すことができるビジネスですし、大企業と違って自分が何をして何を会社に貢献できるか、実感できるところが、やりがいにつながっていると思います。
自分が売ったものがお店に並び、一般消費者の皆さんが喜んで買われて、その結果、お客様に喜んでいただける、非常に明確でわかりやすい仕事です。今の仕事に楽しさを感じられない人や人生に目的を見出せない人、仕事にやりがいを求めている人にはぴったりの仕事だと思います。

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