Voice先輩の声

総務部 社長室

「責任感は個々で持ちなさい。責任は私が取ります」
責任感をもって業務にあたり、皆でよくする会社をめざして。

プロフィール

スタッフの教育や中間職の幹部への指導といった飲食店のコンサルタントなど、人を先導する経験を積んできましたが、裏で支える仕事を一度は経験したいと転職を検討。どちらかといえば少数派と言われる種類の人間だったため、いわゆる9時5時で働く一般的な会社事務員では性格的に満足できないと予測し、夜勤の事務員を募集していた野田彦に興味を持ち、入社。その後社長室へ配属。

現在の仕事内容

現在、総務部社長室として、主に女性スタッフに関わる業務を、人員配置やシフト管理、メンタルな部分も含め、管理統括しています。1日24時間のなか、20時間は自分のための時間として有効活用したいと考えていて、実は1日3、4時間くらいしか寝ない生活をもう何十年も続けています(笑)。人が寝ている時間に仕事をこなすことで、昼間、自由な時間が増えるというシンプルな発想から、当初深夜勤務の事務職を選びました。そもそも何かを諦めるという概念がないのです。皆に平等に1日24時間、1週間7日が与えられている中で、いかに自分のために攻めることができるかをモットーにしています。
昼勤務の現在も、効率よく、ミスを減らして、精度を高くすることが基本。会社の現状としては今のスタッフは皆、業務は出来ていますが、まだ判断が出来ていないと思うところがあります。仕事は判断の連続であり、事実を確認して、その結果でまた次の判断を行い、進んでいきます。状況を見極め、効率よく進める判断を下さなければいけません。それは料理の下ごしらえと似ていて、例えば、先にアサリの砂を吐かしておくとか、アクを最初の段階で出ないように下処理しておくという判断が大事です。後からでいいや、今、やらなくてもいいや、では結果が全然違ってくるからです。事務の仕事で例をあげるならば、事前に伝票を並び替えてから仕事をせず、来たまま順番にやっていくと、後から同じ取引先が出てきて二度手間になるなど、下ごしらえした人の方が圧倒的にミスが少なく、高い精度の仕事をできます。そういう意味で、一見遠回りに思える下ごしらえの重要性を判断できる人に育ってほしいと、部下を育成しています。

仕事をするうえでのこだわり

飲食業界でコンサルの仕事をしていたときはまず現状を把握するために、必ず私自身もスタッフとしてお店に入り、スタッフとともに汗を流しました。現場を知ることなく机の上から、数字を見ているだけだと、生の声を反映した改革ができないからです。だから野田彦でも、現場の意見を確認し、そこからの改革を始めました。たとえば、個々に責任を負うか、全員で責任を負うのかを聞いて、個の責任にするとプレッシャーも大きくなるので、全員で責任を負うことを選んだとします。そうと決めたのだから、何かミスが発生したときに「私は関係ありません。」という言い訳は通用しません。個々の責任ではなく、その仕事に関わった皆の責任なのだから、皆で考えていこうと。100ある仕事全体を1と考えて、誰がどの割合で何をやったのではなく、1日終わる時に100の仕事が終わっていればいいという考え方で、業務改革を進めています。
「仕事に対して責任を持つという意識はとても大切です。たとえ、この会社を離れても必ずあなたの武器となり防具になる」と個人の意識の持ち方の指導に力を入れています。なかなか理解しにくいことですが、自己成長のために欠かせない考え方なので、繰り返し伝えていますね。責任感というのは、自分だけに対して発生するのではないということです。他の誰かがやっているから、自分の仕事以外は知らないというのは責任感を持っていない証拠です。一歩下がって全体を見て、今自分がしなければならないことを把握していないということです。目の前につまずきそうな石があれば、後から来る人のために「ここに石がある」と伝えるべきなのに、自分はつまずいてしまったのにも関わらず、そのまま放って行ってしまう。それは後ろの人が無事故で問題を回避する責任を放棄しているのです。知っている情報を、知っている仕事を、まだ知らない人に教えてあげる、自分だけが出来れば良しではない、そういう考えを持ってほしいと思っています。

求める人材

熱量のある人です。
応募者の方は過去の仕事内容や経験をアピールされますが、社長や私が気にしているのは、前職の辞め方です。当然、辞められてきたからこそ、新たにご縁があるのですが、以前働いていた会社を悪く言う人は良い印象を持てません。良いことも悪いことも全部、その人の血肉になっているはずなので、それまでの経験を活かして、当社で頑張ってくれる方とともに働きたいと考えています。一つしかないものを手に入れるため、まわりの人を蹴落としてでも掴もうとするのか、自分がスキルアップして高みに上がって掴もうとするのかでは、結果は一緒でも内容が全く違ってきます。私は人を蹴落としてまで取りたくない、自分の力で掴みたいと思うので、それで自分ができる方法を考えれば良いと思います。この会社ではやりたいことを自分で考えてやるんだという、熱量を持って挑んでくださる方を大歓迎します。

メッセージ

日常の思いつきでも提案ができ、正しい手順を踏めば、どんどん変えていける。
自分の働きやすい環境を、自分で作ることができる会社です。ただ仕事や会社はギブアンドテイクのバランスの上に、成り立っていることを忘れないでほしいと思います。働く人は会社から給料をもらっているのですから、自分がやりたいことがあるのならば、まずは自分がギブ、会社に対して何かをしなければなりません。会社からテイクしてもらってからではなく、必ず自分から。その順序さえ間違わなければ、色々なことが出来て楽しい会社だと思います。一緒にやりましょう。

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